なんとなくいつも疲れていたり、理由もなくドキドキしたり、病院の検査では異常がないと言われたのに体調がすぐれない。そんな状態が続いて、「もしかして自律神経の問題かな」と感じていませんか。最近はテレビやネットでもよく取り上げられるようになり、自分はどんなタイプがなりやすいのか気になってこのページにたどり着いた方も多いと思います。
とくに、まじめで頑張り屋さんほど、周りに弱音を吐けないまま不調を一人で抱え込みがちです。ストレスや生活リズムの乱れ、年齢による変化も重なって、心と体がいつも緊張モードから抜けられない。そんな状態が続くと、自律神経がうまく切り替わらなくなり、いろいろな症状として現れてきます。
ここでは、自律神経のバランスを崩しやすい人の傾向や生活習慣、よくある症状のパターン、そして宝塚で体と心の両面から整えていく方法について、兵庫宝塚カイロプラクティック院長としての経験も交えながらお話ししていきます。なお、自律神経の不調について詳しくまとめた症状ページは自律神経の乱れでお悩みの方へでご覧いただけます。


責任感が強くて頑張りすぎてしまう方ほど、自律神経の乱れを我慢してしまう姿をたくさん見てきました。ここで少し、ご自身の心と体の声に耳を傾けてみませんか
自律神経の乱れとはどんな状態か
まず、自律神経とはどんな働きをしているのかを簡単に整理しておきましょう。自律神経は、意識しなくても心臓を動かしたり、血圧や体温、消化、呼吸のリズムを調整してくれている神経のネットワークです。交感神経と副交感神経という二つの役割があり、昼間の活動モードと夜の休息モードを切り替えながら、心身のバランスを保っています。
ところが、強いストレスや生活リズムの乱れ、ホルモンバランスの変化などが続くと、この切り替えがうまくいかなくなります。本来なら休む時間にも交感神経が優位なままになったり、逆に日中にやる気が出ない状態が続いたりすることで、全身にさまざまな不調が出てくるのです。
病院の検査では内臓や血液の異常が見つからないのに、「だるい」「眠れない」「動悸がする」「めまいがする」といった症状があちこちに出ては消える。このような状態を、一般的に自律神経失調症と呼ぶことが多いですが、厳密にはいくつかのタイプに分かれます。
よくみられる症状のパターン
症状は人によって違いますが、よく見られるものにはいくつか共通点があります。例えば、慢性的な疲労感や倦怠感が取れず、朝起きるのがつらかったり、一日中体が重く感じたりする方がとても多いです。
そのほか、頭痛や頭の重さ、めまい、ふらつき、動悸、息苦しさ、胸の圧迫感、胃もたれや食欲不振、下痢や便秘を繰り返す、手足の冷えやほてり、肩こりや首のこり、不眠や浅い眠り、気分の落ち込みやイライラなど、心と体の両方に広く症状が出ることがあります。
こうした症状は、日によって強さや出る場所が変わることも多く、「自分でも説明しづらい」「周りから理解されにくい」というつらさにつながりやすいのが特徴です。精神的な負担が重なると、うつ病や不安障害などを併発してしまうケースもあるため、早めにケアしていくことが大切です。
自律神経の不調になりやすい人の傾向
では、どんな人がバランスを崩しやすいのでしょうか。性格や気質、日々の生活パターン、置かれている環境によって、負担のかかり方には一定の傾向があります。当てはまる項目が多いからといって必ず不調になるわけではありませんが、ご自身の傾向を知ることで、予防や対策のヒントになります。
まじめで責任感が強い、完璧を目指してしまう
自律神経の乱れで相談に来られる方には、仕事でも家庭でも「ちゃんとしなければ」と自分を追い込みがちな方が多く見られます。小さなミスも許せず、他の人に任せるより自分で抱え込んでしまうタイプです。
一見とても頼りにされる存在ですが、心の中では常に緊張状態で、自分に厳しい分だけリラックスする時間が少なくなりがちです。休んでいても「休んでいていいのかな」と落ち着かず、交感神経が優位な状態が長く続くことで、自律神経の切り替えが難しくなってしまいます。
心配性で、人間関係や環境の変化に敏感
ちょっとした一言や表情の変化が気になってしまい、「あの人に嫌われたかも」「自分のせいかもしれない」と考え込んでしまうことはありませんか。周囲の空気を読みすぎて、自分よりも相手を優先してしまう方も、自律神経に負担がかかりやすい傾向があります。
また、転勤や転職、引っ越し、結婚・出産、子どもの進学など、環境の変化が続いたあとから、体調不良が出始めたという相談も少なくありません。新しい環境に慣れるまでにはエネルギーを使いますが、そのストレスを上手に発散できないまま溜め込んでしまうと、自律神経のバランスが乱れやすくなります。
生活リズムが乱れがち、夜型の生活が続いている
現代はスマホやパソコンが手放せない生活になり、つい夜遅くまで画面を見てしまう方も多いですよね。寝る時間と起きる時間が日によってバラバラだったり、シフト制の仕事で昼夜が逆転しやすい方は、体内時計が乱れ、自律神経のリズムも不安定になりやすいことがわかっています。
本来、副交感神経がしっかり働くべき夜の時間帯に、強い光や情報刺激を受け続けていると、脳は「まだ活動時間だ」と判断してしまいます。その結果、眠りが浅くなったり、寝つきが悪くなったりして、翌朝のだるさや集中力の低下につながります。この慢性的な睡眠不足が、自律神経の不調をさらに悪化させてしまうのです。
ストレスの多い職場や家庭環境にいる
長時間労働やノルマのプレッシャーが強い職場、人間関係のトラブルが絶えない職場環境、家庭内の不和や介護の負担など、強いストレスが続く場に長期間身を置いていると、自律神経は常に緊張モードを強いられます。
とくに、がまん強い人ほど「これくらい大したことない」「自分が頑張ればいい」と思い込みやすく、限界を超えるまでブレーキを踏めません。気付いたときには、体が不調という形で「もう無理です」とサインを出している、というケースが非常に多いのです。
セルフチェックで今の状態を見つめ直す
ここまで読んで、「もしかして自分も当てはまるかも」と感じた方も多いのではないでしょうか。簡単なセルフチェックを通して、今のご自身の状態を客観的に見つめ直すことも大切です。
こんな状態が続いていませんか
最近3か月ほどを振り返ってみて、次のような状態がどれくらい当てはまるでしょうか。朝起きた瞬間からすでに疲れている感じがする、夜ベッドに入ってもなかなか寝付けない、眠ってもすぐ目が覚めてしまう、どこかしらがいつも痛い、重い、気分の浮き沈みが激しくなった、といった変化はありませんか。
また、病院で検査を受けても「異常なし」と言われるものの、不調は続いている。家族や同僚にはなかなか理解されず、「気のせいじゃない?」と言われてしまう。そのたびに「自分が弱いだけなのかな」と落ち込み、ますます一人で抱え込んでしまう。もし心当たりがあれば、それは自律神経のバランスが乱れているサインかもしれません。
放っておかない方がいい理由
自律神経の乱れは、最初はちょっとした疲れや不眠から始まることも多く、「そのうち良くなるだろう」と見過ごされがちです。しかし、ストレスや生活習慣が変わらないまま我慢を続けると、症状が長期化し、うつ病や不安障害などのメンタルの病気を引き起こすきっかけになることもあります。
また、慢性的な自律神経の乱れは、胃腸の不調や過敏性腸症候群、過換気症候群、起立性調節障害など、他の症状と重なりやすくなります。体も心も消耗してしまう前に、「これは体が送ってくれているSOSなんだ」と受け止め、今の生活や体の状態を整えていくことが大切です。
宝塚カイロで考える、自律神経を整えるための視点
ここからは、兵庫宝塚カイロプラクティックで大切にしている考え方をお伝えします。当院では、自律神経の乱れを「単にストレスの問題」として片付けるのではなく、脳と体の連携、姿勢や骨格の歪み、呼吸の浅さなど、全身のバランスの問題としてとらえています。
脳とからだのコミュニケーションを整える
自律神経は脳と体をつなぐ情報の通り道です。脳がストレスで過緊張になっていると、常に危険信号を出し続けるような状態になり、交感神経ばかりが優位になってしまいます。その一方で、体側からも「ゆがみ」や筋肉の過緊張が続くことで、脳に入ってくる情報が歪み、負担が増えてしまうのです。
当院では、背骨や骨盤、頭の位置などをやさしい刺激で整えながら、脳がリラックス方向に切り替わりやすいようアプローチしていきます。刺激は強くボキボキ鳴らすものではなく、年齢や状態に合わせたソフトな方法を大切にしていますので、カイロプラクティックが初めての方や、痛みに敏感な方でも安心して受けていただけます。
姿勢や呼吸のくせを見直す
長時間のデスクワークやスマホ操作で、頭が前に出た姿勢がクセになっている方はとても多いです。この状態では首や肩の筋肉が常に緊張し、血流が悪くなるだけでなく、自律神経の通り道にもストレスがかかりやすくなります。
また、緊張していると呼吸が浅く速くなりがちで、胸や肩だけで息をしている方も少なくありません。浅い呼吸は、脳に行く酸素の量を減らし、さらに不安や焦りを強く感じやすくします。当院では、施術とあわせて、日常で意識していただきたい座り方や立ち方、簡単な呼吸の整え方もお伝えし、ご自身の力で自律神経を整えやすい体作りを一緒に目指していきます。
生活リズムやストレスとの付き合い方を一緒に考える
自律神経は、施術だけで劇的に変わるものではありません。大切なのは、施術で整えた状態を、日々の生活の中で少しずつ育てていくことです。無理のない範囲で睡眠時間を一定にする工夫や、仕事の区切り方、休憩の取り方、ストレスを溜め込みすぎない考え方なども、一緒に整理していきます。
「こうしなければいけない」と押しつけるのではなく、今の生活や性格に合わせて続けられそうな方法を一緒に探していきますので、完璧にできなくても大丈夫です。やわらかく方向性を変えていくだけでも、自律神経は少しずつ反応してくれます。
一人で抱え込まず、相談できる場所を持つこと
自律神経の乱れは、見た目にはわかりにくい分、「まわりに理解されにくい」というつらさを抱えがちです。でも、本当にしんどいのはご本人ですし、「まだ大丈夫」とがまんしているうちに、心も体も限界に近づいてしまうことも少なくありません。
兵庫宝塚カイロプラクティックでは、初めてお越しいただく際に、これまでの経過や生活環境、不安に感じていることをていねいにお聞きする時間を大切にしています。話しているうちに、「こんなに頑張っていたんだな」とご自身を改めて見つめ直し、涙ぐまれる方もいらっしゃいます。
院長としてお伝えしたいのは、自律神経の不調は「性格の弱さ」でも「年齢のせい」でもないということです。体と心がこれまでの頑張りに追いつけなくなって、「そろそろペースを見直そう」と教えてくれているサインだと考えていただければと思います。しんどさを一人で抱え込まず、専門家と一緒に整えていくことで、また自分らしく過ごせる毎日を取り戻していくことは十分可能です。
もし、今の状態が自分だけではどうにもならないと感じておられるなら、いつでもお気軽にご相談ください。あなたのペースに合わせて、体と心、そして自律神経が少しずつ楽になっていけるよう、宝塚の小さな治療院から全力でサポートさせていただきます。
〒665-0034
兵庫県宝塚市小林2丁目10−4 102
TEL:0797-74-5505
3つのご予約方法
ご予約はWEB予約、お電話やLINEでも受け付けています。
※スマホの方はタップで電話がかかります。


最後までお読みくださりありがとうございました。しんどさを抱えたまま頑張り続けてこられた方ほど、少し視点や習慣を変えるだけで、体も心もふっと軽くなる瞬間が訪れます。「これくらいで相談していいのかな」と迷われている方も、どうぞ遠慮なく声をかけてくださいね。







