こんにちは、兵庫宝塚カイロプラクティック院長の一色です。小さい頃から体力がないと言われてきて、大人になった今も疲れやすさが当たり前になっていませんか。その長年のしんどさと自律神経の不調とのつながりについて、臨床の現場からお話ししていきます。もし「昔からずっと疲れている自分はおかしいのかな」と感じておられるなら、ぜひこのまま読み進めてみてくださいね。なお、自律神経の乱れによるさまざまな不調について詳しくまとめたページもありますので、お悩みが当てはまりそうでしたら自律神経の不調にお悩みの方へもあわせてご覧ください


子どもの頃から続く疲れやすさには理由があります。その背景には、自律神経のアンバランスや脳の疲労が隠れていることが本当に多いのです
「子どもの頃から疲れやすい」は気のせいではありません
長年にわたって「疲れやすい」状態が続いていると、周りからは「体力がないだけ」「運動不足」と済まされてしまうことがあります。しかし、実際の臨床では、幼い頃からの疲れやすさが自律神経の不調や脳の過敏さとセットになっているケースを数多く見てきました。年齢を重ねるほど「もう性格みたいなものだし」とあきらめやすくなりますが、本当はもっと楽に過ごせる力を体は持っています。
子どもの頃から疲れやすい方のお話を聞いていくと、運動会のあとにぐったりして寝込んでしまったり、遠足の翌日に熱を出してしまったり、テスト前の緊張が続いたあとに頭痛や腹痛を繰り返していたり、心当たりがあるエピソードが少なくありません。つまり、身体的な負荷だけでなく、精神的なストレスがかかったあとに強く疲労が出るパターンが多いのです。
その背景には、自律神経の切り替えがうまくいかず、交感神経が働きっぱなしになってしまうことがあります。本来なら休むときに優位になるはずの副交感神経が十分働かないため、スイッチを切ったつもりでも体と脳が休みきれていない状態が続いてしまうのです。その結果、周りと同じことをしていても、自分だけ消耗が激しいという感覚につながっていきます。
「疲れやすさ」と自律神経はどう関係しているのか
自律神経は、心拍、血圧、呼吸、体温、消化など、生命維持に欠かせない働きを自動的に調整してくれているシステムです。車で例えると、アクセル役が交感神経、ブレーキ役が副交感神経とイメージするとわかりやすいかもしれません。日中活動するときにはアクセルが少し強めに、寝ている間やリラックスしているときにはブレーキが少し強めに働いて、バランスをとっているのが理想的な状態です。
ところが、幼少期から刺激に敏感だったり、環境の変化が多かったり、プレッシャーのかかる場面が続いたりすると、アクセル側のスイッチが入りっぱなしになりがちです。学校や家庭で「頑張らないといけない」と感じる場面が多いほど、小さな体でストレスを処理しきれず、そのツケが疲れやすさや頭痛、腹痛として表に出てきます。睡眠時間は足りているはずなのに、朝起きたときからすでにしんどいというのも、こうした自律神経のアンバランスのサインのひとつです。
また、自律神経は血流のコントロールも担っていますので、うまく働かないと筋肉や脳に十分な酸素や栄養が届きにくくなります。その結果、少し動いただけで足が重く感じたり、立ち上がるとクラッとしたり、集中しようとしても頭がぼんやりするなど、日常生活に支障が出るほどの疲れが現れます。単なる根性不足と片付けられないのは、このように体の仕組みそのものが関わっているからです。
「私は生まれつき体力がないだけ」と思い込んでいませんか
当院にいらっしゃる方の中には、「昔から体が弱くて」と最初からあきらめ口調でお話しされる方が少なくありません。確かに一人ひとり生まれ持った体質や気質には違いがありますが、それを理由に全部をあきらめてしまう必要はないと私は考えています。なぜなら、同じように「疲れやすい」とおっしゃっていた方でも、自律神経の整え方や生活のリズムを見直すことで、以前よりずっと楽に過ごせるようになった例を何度も見てきたからです。
「子どもの頃からずっとだから、今さら変わるわけがない」と感じているとしたら、そこには長年の経験から来る諦めと同時に、「もし変われるなら変わりたい」という小さな期待も混ざっていないでしょうか。その小さな期待を大事にしてあげることが、心と体の立て直しの第一歩になります。自律神経は生まれつき決まりきったものではなく、日々の刺激や環境によって柔軟に変化するシステムだからこそ、整える余地がたくさん残されているのです。
子どもの頃から疲れやすい人に多い自律神経のサイン
ここからは、長年の臨床の中で「小さい頃から疲れやすかった」と振り返る方に共通してみられる自律神経のサインについてお話しします。もちろん、あてはまるからといって必ずしも病気というわけではありませんが、体からのメッセージとして丁寧に受け取ってあげることが大切です。あなたやご家族の様子と照らし合わせながら読んでみてください。
特に印象的なのは、体の疲れと心の疲れがセットになっているケースです。たとえば、行事や人付き合いなど精神的に神経を使う場面が続いたあとに、一気に体のだるさが強くなる方が多く見られます。これは、脳が常に緊張状態になり、自律神経のアクセル側ばかりが踏まれ続けた結果として表に出てきている反応です。
| よくあるサイン | 日常でのあらわれ方の一例 |
|---|---|
| 朝がとにかくつらい | 起きるまでに時間がかかる、休みの日は昼頃まで布団から出られない |
| 立ちくらみやめまい | 急に立つとクラッとする、人混みでふわふわした感じがする |
| 頭痛や肩こり | 天気の変化で頭が重くなる、肩や首が常に張っている |
| 集中力が続かない | 勉強や仕事に取りかかってもすぐに疲れてしまう |
| お腹の不調 | 緊張すると下痢や腹痛になりやすい、食欲にムラがある |
こうしたサインは、「気合が足りないから」でも「性格が弱いから」でもありません。背後には、自律神経の切り替えがうまくいっていなかったり、脳が過去のストレス体験を記憶していて常に身構えた状態になっていたりと、身体の仕組みの問題が隠れていることが多くあります。特に、真面目で責任感の強い方ほど、周りに迷惑をかけまいと頑張りすぎてしまい、自分のしんどさには後から気づくというパターンになりやすい印象があります。
子どもの頃から疲れやすかった方が大人になってから来院されると、「昔からそうだったから親も仕方ないと思っていたみたいです」とおっしゃることがあります。親御さんも決して悪気があったわけではなく、その当時は今のように自律神経の不調という概念が一般的ではなかったために、どう理解したらいいか分からなかったのだと思います。だからこそ、今大人になったあなたが自分の状態を捉え直し、「これは自分のせいではなく、体のメカニズムの問題なんだ」と知ることには大きな意味があります。
HSP気質や繊細さと疲れやすさの関係
最近よく耳にするHSPという言葉に心当たりがある方もいるかもしれません。音や光、人の感情など、周囲の刺激を人一倍深く受け取ってしまう方は、普通の人なら何でもない出来事でも強いストレスとして感じやすく、その分だけ自律神経や脳が消耗してしまいます。子どもの頃から「気にしすぎ」「神経質」と言われてきた方ほど、実は体のほうが頑張りすぎていたのかもしれません。
このような繊細さは決して欠点ではなく、物事を丁寧に感じ取れる大切な個性です。ただし、受け取る情報量が多い分、意識的に休む時間を確保したり、刺激を調整したりする工夫が必要になってきます。その調整役として大きなカギを握っているのが自律神経であり、ここをうまくサポートしてあげることで、疲れやすさを和らげながら、繊細さという長所を生かしていくことができるようになります。
自律神経を整えていくためにできること
では、子どもの頃から続いてきた疲れやすさと自律神経の不調に対して、どのようなアプローチが有効なのでしょうか。ここでは、ご自身で意識していただきたいポイントと、当院で行っているケアの特徴についてお伝えします。「全部きっちりやらなければ」と気負う必要はありませんので、まずはできそうなところから取り入れてみてください。
大切なのは、「頑張るための体づくり」ではなく、「頑張らなくても自然と楽でいられる状態」を目指すことです。根性で乗り切るのではなく、体と脳の仕組みを理解したうえで、無理のない範囲で生活と環境を整えていくことが、結果的に一番の近道になっていきます。
生活リズムの見直しと刺激のコントロール
自律神経を整えるうえで外せないのが睡眠と生活リズムです。夜更かしが続いたり、休日と平日の起床時間が大きく違っていたりすると、体内時計が乱れて朝からエンジンがかからなくなってしまいます。まずは、毎日「起きる時間」をできるだけ一定にしてみることが、思っている以上に効果的です。
寝る前のスマートフォンやパソコンの光も、交感神経を刺激してしまう要因のひとつです。いきなり完璧を目指すのではなく、寝る30分前だけでも画面から距離をとって、照明を少し落とし、深呼吸を意識してみてください。そうすることで、体に「そろそろ休む時間だよ」という合図を送りやすくなり、結果的に睡眠の質が変わってきます。
また、1日の中で小さな休憩をこまめに入れることも、自律神経にとっては大切な栄養になります。数分間、椅子にもたれて目を閉じるだけでもかまいません。その短い時間に、体はブレーキ側のスイッチを入れ直すことができます。頑張り屋さんほど「休むこと」に罪悪感を持ちやすいですが、休憩はサボりではなく、体を長持ちさせるためのメンテナンスだと考えてあげてください。
兵庫宝塚カイロプラクティックでのアプローチ
当院では、自律神経の乱れからくる疲れやすさに対して、カウンセリングと検査を通じて原因を丁寧に探っていきます。姿勢や筋肉の状態だけを見るのではなく、呼吸の深さ、脈のリズム、表情の変化など、体が伝えてくれている情報を総合的に読み取っていくことを大切にしています。表面的な症状だけでなく、「なぜその状態になっているのか」という背景にまで目を向けることが、根本的な改善には欠かせないからです。
施術そのものは、バキバキと音を鳴らすような強い刺激ではなく、体と脳に負担をかけないやさしいタッチが中心です。脳の働きを高めながら全身のバランスを整えていく独自の方法により、過剰に緊張しているところには安心感を、うまく働けていないところにはスイッチを入れていくイメージで整えていきます。施術の途中で眠くなってしまう方が多いのも、体が「やっと力を抜いていいんだ」と感じ始めたサインのひとつです。
また、施術だけで完結させるのではなく、お一人お一人の生活状況や性格の傾向に合わせたセルフケアも一緒にお伝えしています。たとえば、朝が特に苦手な方には、起きてすぐにできる呼吸法や簡単な体操を、刺激に敏感な方には、職場や家庭でできる環境調整の工夫などをご提案します。こうした日々の小さな積み重ねが、施術の効果を長持ちさせ、自分自身で自律神経を整えていける力へとつながっていきます。
宝塚カイロの想いとお伝えしたいこと
私はもともと普通の会社員として二十数年間働いていましたが、慢性的な腰痛と疲労に悩まされ、整体との出会いをきっかけに治療家の道に進みました。8000時間に及ぶ修行時代を経て、2011年に兵庫宝塚カイロプラクティックを開院してから、気づけば延べ2万5千人以上の方の体と向き合ってきました。その中で感じるのは、「もっと早くこの状態を知っていれば、自分や家族を責めなくて済んだのに」とおっしゃる方の多さです。
子どもの頃から疲れやすいという悩みは、周りに理解されにくいからこそ、長年心の奥にしまい込まれてしまいがちです。頑張りたいのに頑張れない自分を責めてしまったり、親として「ちゃんと育てられなかったのでは」と不安になってしまったり、胸の内にはいろいろな思いがあると思います。でも、繰り返しになりますが、その多くはあなたの性格の問題ではなく、自律神経や脳の働き方という、見えにくい部分のバランスの問題なのです。
だからこそ、私は治療家として「怠けているからではなく、体の仕組みがそうなっているだけなんですよ」とお伝えすることをとても大切にしています。その一言で、ふっと表情が緩み、涙をこぼされる方も少なくありません。理解されるだけで、体は少し楽になることがあります。自分のしんどさに名前がつくことで、そこから一歩踏み出す力が生まれることもあります。
子どもの頃から続いてきた疲れやすさと自律神経の不調を、今ここで整え直していくことは決して遅くありません。むしろ、人生の折り返し地点を迎えた今だからこそ、これから先の時間をどう過ごしたいかを見つめ直すチャンスだと私は思っています。もしこの記事を読みながら、少しでも心に引っかかるものがあったなら、それは体からの「そろそろ自分を大事にしてあげてほしい」というサインかもしれません。
一人で抱え込む必要はありません。あなたやご家族が長年悩んできた「疲れやすさ」について、一緒に理由を探し、整えていくお手伝いができればうれしく思います。少しでも気になることがあれば、どうぞ遠慮なくご相談くださいね。兵庫宝塚カイロプラクティックで、あなたのお話をじっくり伺える日をお待ちしています。
自律神経の乱れや長年の疲労感は、適切なケアを重ねることで必ず変化していく可能性があります。どうか「もう仕方ない」と決めつけてしまわずに、小さな一歩を踏み出してみてください。あなたの体には、本来備わっている回復する力がまだたくさん残っていますから、その力を一緒に引き出していきましょう。
〒665-0034
兵庫県宝塚市小林2丁目10?4 102
TEL:0797-74-5505
3つのご予約方法
ご予約はWEB予約、お電話やLINEでも受け付けています。
※スマホの方はタップで電話がかかります。


最後までお読みくださりありがとうございました。







