自律神経失調症は女性に多い?タイプ別の特徴と整え方

 

こんにちは、兵庫宝塚カイロプラクティック院長の一色です。最近、女性の方から「この不調は自律神経の乱れなんでしょうか。私のタイプってどれなんでしょう」とご相談を受けることがとても増えています。年齢や環境によって体調の崩れ方も変わるので、余計に不安になりますよね。そんなときに役立つように、女性に多い自律神経の乱れ方の特徴とタイプについて、わかりやすくお話ししていきます。もし今のつらさが少しでも当てはまるようでしたら、詳しい説明は自律神経の専用ページも合わせてご覧になってみてください。

 

院長:一色
院長:一色

「若いころの自分とは、体も心も明らかに違う」と感じたら、そこで立ち止まってケアを見直すタイミングかもしれません

女性に自律神経の不調が多い理由

まず最初にお伝えしたいのは、女性に自律神経の乱れが目立つのは決して気のせいではない、ということです。体の仕組みそのものが、男性とは違う揺らぎ方をするようにできているからです。そこに加えて、仕事や家庭での役割、気質や考え方のクセが重なることで、心身に大きな負担がかかりやすくなります。

女性の体は、思春期から閉経に至るまで、長い年月を通してホルモンの波にさらされています。毎月の生理周期、妊娠や出産、育児、更年期と、大きな節目のたびにホルモンの分泌バランスが変わり、そのたびに自律神経も影響を受けてしまいます。さらに現代は、昔よりも仕事を続ける女性が増え、家事や育児と両立しながら頑張っている方も多いですよね。

そうすると、知らず知らずのうちに交感神経ばかりが優位になり、体が常に戦闘モードのような状態になってしまうことがあります。頭はフル回転なのに体がついてこない。休みたいのに休めない。そんな状態が続くと、疲れやすさや睡眠の質の低下、めまい、動悸、消化器の不調など、さまざまな症状が出てきます。これらは検査では異常が見つからないことも多く、「年のせいかな」と片付けられてしまいがちです。

女性に多い自律神経の乱れ方のタイプ

同じ「自律神経の乱れ」といっても、年齢や生活スタイル、性格によって出方は大きく変わります。ここでは、日々の施術の中で特に多いと感じている女性のタイプをいくつか取り上げてみます。どれか一つにぴったり当てはまるというより、「自分はこのタイプが強めかな」という視点で読んでもらえるといいかもしれません。

月経周期で揺さぶられるタイプ

まだ閉経前の女性に多いのが、生理前後で体調が大きく変わるタイプです。生理前になるとイライラしたり落ち込みやすくなったり、頭痛や肩こり、むくみ、眠気、反対に眠れなさなど、心と体の両方に不快な変化が出やすくなります。終わると少し楽になるので、「毎月のことだから」と我慢している方も少なくありません。

しかし、この「月に一度の大きな揺れ」は、長く続くほど自律神経に負担をかけてしまいます。もともとの体質に、過去の無理や生活リズムの乱れが積み重なっているケースも多く見られます。生理前になると家族に当たってしまう自分がイヤになったり、仕事のパフォーマンスが落ちて落ち込んだりする方もいて、精神的なストレスも同時に抱え込みがちです。

更年期の影響が色濃く出るタイプ

40代半ばから50代にかけて増えてくるのが、更年期の影響を強く受けるタイプです。急なほてりや汗、胸のドキドキ、夜中に何度も目が覚める、理由のない不安感や焦りなど、「昨日まで普通に過ごせていたのに」という変化に戸惑う方が多い印象です。日によって調子が違うので、自分でもコントロールしづらいのがつらいところです。

この年代の女性は、仕事で責任ある立場になっていたり、親の介護が始まったり、子どもの進学や独立など、人生の大きな節目が重なりやすい時期でもあります。体の変化と環境の変化が一気に押し寄せてくるため、自覚以上に負担が大きくなっています。そんな中で、「自分だけしんどがっていてはいけない」と頑張りすぎてしまう方も多く、それが自律神経の乱れを加速させてしまうこともあります。

真面目で頑張り屋さんタイプ

年代を問わずよく見られるのが、性格的に自律神経の負荷をかけやすいタイプです。いわゆる完璧主義、責任感が強い、人に迷惑をかけたくない、頼まれると断れない、といった特徴を持っている方です。周りからは「しっかりしている」「頼りになる」と言われる反面、自分の中では常に緊張を抱えていて、気が抜ける時間がほとんどありません。

こういうタイプの方は、体調の変化にも敏感で、「今日はちょっと胸がドキドキする」「なんとなく頭が重い」といった小さな変化に不安を感じてしまうことがあります。その心配そのものがストレスになり、自律神経をさらに乱してしまう、という悪循環に陥っているケースも少なくありません。気づかないうちにいつもアクセルを踏みっぱなしになっているような状態ですね。

育児や家事で自分を後回しにするタイプ

小さなお子さんがいるお母さんや、家事を中心に日々を回している主婦の方にも、自律神経の不調はとても多く見られます。夜中の授乳や夜泣き、日中もゆっくり座る時間がない生活が続くと、睡眠不足と疲労が蓄積していきます。「自分のことはあとで」「今は子どもが優先」と思って頑張っているうちに、気づけば体が限界に近づいていることもあります。

このタイプの方は、「これぐらいで弱音を吐いてはいけない」という思いが強く、自分の体のサインを見て見ぬふりしてしまいがちです。肩こりや腰痛、頭痛、めまい、動悸などの症状が出ても、市販薬や気合いで乗り切ろうとしてしまいます。でも、土台である自律神経が疲れ切ってしまうと、ちょっとしたストレスでも症状がぶり返しやすくなり、結果的に生活全体が苦しくなってしまいます。

タイプ別に出やすい症状の特徴

ここまでお話ししたようなタイプの違いによって、出やすい症状にも少しずつ傾向があります。もちろん個人差はありますが、「なぜ自分はこの症状が多いのか」を理解しておくと、必要以上に不安にならずに済みますし、対策の方向性も見えやすくなります。

タイプ出やすい身体の症状出やすい心の症状
月経周期の影響が強いタイプ頭痛、むくみ、冷え、腹痛、倦怠感イライラ、落ち込み、集中力低下
更年期の揺らぎが中心のタイプほてり、発汗、動悸、めまい、睡眠の質の低下不安感、焦り、気分の浮き沈み
真面目で頑張り屋さんタイプ肩こり、首のこり、胃腸の不調、頭重感心配性、緊張感、疲れているのに頭が冴えてしまう
育児・家事で自分を後回しタイプ腰痛、慢性的なだるさ、目の疲れ、頭痛気分の落ち込み、イライラ、虚しさ

どのタイプにも共通しているのは、体のどこか一箇所だけでなく、日によって症状があちこち移動することがある、という点です。昨日は頭痛だったのに今日は胸がドキドキする。あるときはお腹の不調が気になり、また別の日は眠れなくなる。そんな「言葉にしづらい不調」が長く続くと、「自分はどこか重大な病気なのでは」と不安になってしまいますよね。

タイプに合わせたセルフケアの考え方

ここまで読んで、「私はどのタイプに近いかな」と、何となく見えてきたでしょうか。大事なのは、タイプを決めつけてしまうことではなく、自分の状態を冷静に観察するための物差しを持つことです。そのうえで、日常生活の中でできる範囲から少しずつ整えていくイメージを持っていただければと思います。

月経周期の影響が強い方は、波が来る時期をあらかじめ把握して、予定を詰め込みすぎない工夫が役に立ちます。生理前の1週間は、あえて予定を軽めにしたり、家事の手を抜く日を決めておくのも一つの方法です。体を冷やしすぎないように意識するだけでも、冷えやむくみが和らぎやすくなることがあります。

更年期の揺らぎが中心の方は、「今までと同じように頑張らなくてよい」と許可を出すことがとても大切です。睡眠の質を上げるために、寝る前のスマホ時間を短くしたり、ぬるめのお風呂でゆっくり温まる習慣をつけるだけでも、自律神経のバランスは変わってきます。朝の時間帯に少しだけ日光を浴びる習慣も、体内時計のリセットに役立ちます。

真面目で頑張り屋さんタイプの方には、「あえて手を抜く練習」をおすすめすることが多いです。完璧を目指していたところを八割にしてみる。できない日は潔く諦めて早く寝る。誰かに頼ったり甘えたりする練習を少しずつ重ねていく。こうした行動は、一見するとサボっているように感じるかもしれませんが、実は自律神経の負担を減らすための大事なステップです。

育児や家事で自分を後回しにしている方は、一日の中で数分でもいいので、「自分だけの時間」を意識的に作ってみてください。好きな音楽を聴きながら深呼吸する、温かい飲み物をゆっくり味わう、短時間のストレッチで体を伸ばすなど、特別なことでなくて構いません。大切なのは、「今この瞬間は自分のための時間」と心に刻むことです。

専門家に相談したほうが良いサイン

自律神経の不調は、生活を整えることである程度は自分でケアできますが、なかには早めに専門家に相談したほうが良いケースもあります。症状が長引いて日常生活に支障が出ているときや、原因の分からない不安が強くなっているとき、「このまま一人で頑張り続ける」のはとても大変です。

  • 休んでも疲れが抜けず、朝から体が重い状態が何週間も続いている
  • めまい、動悸、息苦しさなどが頻繁に起こり、外出や仕事に支障が出ている
  • 検査では異常なしと言われたが、症状が続いて不安が消えない
  • 気分の落ち込みや不安感が強く、「仕事や家事を続けられるか心配」と感じている

こうした状態があるときは、医療機関での検査や、体と心の両方を見てくれる専門家のサポートを受けるタイミングかもしれません。当院にも、「どこへ相談したらいいか分からなかったけれど、まずは話を聞いてほしくて来ました」と来院される方がたくさんいらっしゃいます。

宝塚で女性の自律神経ケアをお手伝いしています

兵庫宝塚カイロプラクティックでは、長年にわたって、女性の自律神経の不調と向き合ってきました。私自身、かつてひどい腰の痛みに悩まされ、整体によって救われた経験があります。そのときに感じたのは、「体が整うと、心まで軽くなる」ということでした。それ以来、体と心をトータルで支えることを大切に施術を行ってきました。

当院の施術は、強く押したり無理にひねったりするものではありません。脳や神経の働きを高め、体と心が本来のバランスを取り戻せるように整えていくことを目指しています。女性特有のホルモンの揺らぎや、環境の変化、性格傾向なども丁寧にお聞きしながら、今のあなたに合ったペースや方法を一緒に考えていきます。

不調の原因を「年だから」「気のせい」と片付けてしまう前に、自分の体の声に耳を傾けてあげてほしいと、同年代の一人としても強く感じています。女性の体はとても繊細で、同時にとても頑張り屋です。そのバランスが少し崩れただけで、「自分は弱い」と責めてしまうのは、とてももったいないことです。

もし今、あなたが「どこに相談したらいいのか分からない」と感じているなら、一度専門家の目線で状態を整理してみることをおすすめします。話をするだけでも、気持ちが軽くなることがありますし、具体的にできることが見えてくると、それだけで不安は和らいでいきます。宝塚周辺にお住まいであれば、いつでもお気軽にご相談ください。

この記事でお伝えしたかったのは、「女性に多い自律神経の不調には、それぞれの理由とパターンがあり、それに合わせたケアの方法がちゃんとある」ということです。一人で検索しながら悩んでいると、どうしても不安な情報ばかりが目についてしまいますが、実際には改善の余地が残されているケースがたくさんあります。つらさを抱えたまま我慢し続けるのではなく、「そろそろ何か変えてみようかな」と思ったタイミングで、専門家を頼っていただければ嬉しいです。

あなたの体と心が、少しずつでも軽くなっていくように。いつでも、ここ宝塚でお待ちしています。


〒665-0034
兵庫県宝塚市小林2丁目10−4 102

TEL:0797-74-5505

3つのご予約方法

ご予約はWEB予約、お電話やLINEでも受け付けています。
※スマホの方はタップで電話がかかります。

院長:一色
院長:一色

最後までお読みくださりありがとうございました。