いつも当院をご利用くださいまして誠にありがとうございます。2025年12月のスケジュールをお知らせいたします。

12月のスケジュール

当院は火曜・金曜日が休みです。12月29日からは1月3日までお休みさせていただきます。
ひとこと

兵庫宝塚カイロの一色です。12月のスケジュールをお伝えします。
12月に入ると、冬の寒さが本格的に感じられるようになります。朝晩だけでなく、日中も冷え込みが増してきて、暖房やあたたかい服装が欠かせない季節です。街にはイルミネーションが灯り、年末の足音が近づくにつれて、慌ただしさとともに心もそわそわとする時期ですね。
一方で、寒さや乾燥で体調を崩しやすくなり、肩こりや風邪、手足の冷え、自律神経の乱れによる不調も起こりやすくなります。この時期は、バランスのよい食事と十分な休養、体を温める習慣がとても大切です。ほっとできる時間も積極的に取り入れ、健やかに新しい年を迎えるための準備をしていきたいものですね。今月もどうぞよろしくお願いいたします。
12月が「December」という名前でありながら“10番目の月”を意味している理由

年末を迎えると、カレンダーの「12月(December)」という響きに、自然と一年の終わりを感じる方も多いでしょう。しかし、ふと「December(ディセンバー)」という英語の単語を見つめてみると、そこにはちょっと不思議な由来が隠れています。「December」はラテン語の「decem(デケム)」=10が語源。本来は10番目の月を意味しているのになぜ今は12番目の月になっているのでしょうか?
古代ローマ時代、1年の始まりは3月とされており、月の名前も1番目から順番に「Martius(March=1月)、Aprilis、Maius、Junius」と続きました。5月(May)以降は、ただ数字で呼ばれていただけ。「Quintilis(5番目)、Sextilis(6番目)」…そして「September(7番目)、October(8番目)、November(9番目)、December(10番目)」という具合です。
ところが紀元前46年、ローマのユリウス・シーザーが暦の大改革「ユリウス暦」を行い、1年の長さや月数が見直されました。さらに時代が流れ、ローマ皇帝たちの権威を示すため、5番目の月Quintilisを“Julius Caesar”にちなんで「July(7月)」に、6番目の月Sextilisを「Augustus Caesar」にちなんで「August(8月)」と改名。こうして月が2つ分前倒しになる結果、かつて「10月」だったDecemberは、現在の「12月」に繰り下がったのだそうです。

こうした歴史を振り返ると、今の月名に“不思議な2か月のズレ”が残っているのも納得です。September(7月)からDecember(10月)まで、ラテン語起源の「数字の月」だったものが、今のグレゴリオ暦では2か月遅れた位置に並ぶユニークさ。
現代の私たちが当たり前に使うカレンダー。その名前や語源にまつわる「物語」を知ることで、12月の終わりをただそわそわ迎える日々が、少しだけ豊かな気持ちになるかもしれません。
季節の区切りや一年の総決算を迎える12月——その名に隠されたローマ時代のエピソードを思い出しながら、大切な人や家族と暦の不思議を語り合ってみてはいかがでしょうか。


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