こんにちは、宝塚カイロの一色です。さて今回は、お子さんの吃音が以前より重くなってきたと感じている親御さんに向けて、家庭でチェックしておきたい変化についてお話ししたいと思います。日々の小さな違和感を見逃さないことが、実はとても大切なんです。


お子さんの吃音が急に重くなったように感じると、育て方が悪かったのかなと自分を責めてしまう親御さんが本当に多いんです でも決してそんなことはありませんので、まずは安心してこのまま読み進めてくださいね
吃音が悪化するとはどういうことか
吃音というのは、実は毎日同じ状態が続くわけではありません。良い日もあれば、詰まりが増える日もあり、波のように変化していくのが特徴です。だからこそ「悪化したかもしれない」と感じたときに、何がどう変わったのかを具体的に把握しておくことが、その後の判断にとても役立ちます。ここでは家庭で観察できる代表的な変化について、順番に見ていきましょう。
繰り返しや詰まりの変化に気づく
まず注目したいのは、言葉を繰り返す回数や、詰まって声が出にくくなる時間の長さです。以前は「あ、あ、あそぼう」くらいだったのが、最近は「あ、あ、あ、あ、あそぼう」と回数が増えていないでしょうか。また、声を出そうとしても数秒間まったく出てこないような場面が増えてきたら、それも一つのサインです。
こうした変化は、園や学校では気づきにくく、家庭でリラックスしているときにこそ現れやすいものです。だからこそ、日常のちょっとした会話の中での気づきが何より貴重なんですよ。
体の動きや表情のサイン
もう一つ見ておきたいのが、話すときに首を振ったり、まばたきを強くしたり、体に力を入れたりする様子です。これは専門的には随伴運動と呼ばれる動きで、言葉を出すために体全体が緊張している状態を表しています。以前は見られなかったこうした動きが増えてきたら、心身への負担が高まっているサインと考えてよいでしょう。
また、話すこと自体を避けるようになったり、発言する前に言葉を選び直すような様子が増えてきたら、それも見過ごさずに覚えておいてほしいポイントです。
家庭で気をつけたい聞き方と接し方
症状の変化に気づいたあと、家庭でどう関わるかによって、お子さんの心の負担は大きく変わってきます。この章では、話を聞くときの姿勢と、避けたほうがよい対応について整理していきますので、日々の会話の参考にしてみてください。
焦らず待つ大切さ
お子さんが詰まってしまったとき、つい先回りして言葉を代わりに言ってしまいたくなりますよね。でもそこはぐっと我慢して、最後まで話を聞いてあげることが何より大切なんです。ゆっくりとした口調でこちらが話してみせることも、お子さんの話すペースを整える手助けになります。
会話の内容そのものに関心を向け、話し方には触れないという姿勢を続けることで、お子さんは安心して言葉を発しやすくなっていきます。
NGな対応とは
「もう一度ゆっくり言ってごらん」といった言い直しの指導や、「落ち着いて」という声かけは、実は本人にとってプレッシャーになりやすい対応です。悪気がなくても、こうした言葉が積み重なると、話すこと自体への不安を強めてしまう場合があります。
- 言い直しをさせる
- 話し方を注意する
- 質問を次々と重ねる
- 会話を途中で遮る
これらは無意識にやってしまいがちですが、少し意識するだけで関わり方は変えられます。できることから一つずつ見直していくくらいの気持ちで十分ですよ。
一人で悩まず専門家に相談することの大切さ
ここまで家庭でできる観察や関わり方をお伝えしてきましたが、変化が大きい場合や長く続く場合には、専門家の力を借りることも大切な選択肢です。判断に迷ったときの目安を、簡単な表にまとめてみました。
| 状態 | 考え方 |
|---|---|
| 詰まりが軽く、本人が気にしていない | しばらく様子を見て記録をつける |
| 随伴運動が増え、話すことを避け始めた | 早めに相談を検討する |
| 半年以上悪化傾向が続いている | 専門機関への相談をおすすめする |
私の治療院では、脳の働きを整えることで体と心のバランスを取り戻す施術を行っています。吃音は言葉だけの問題ではなく、緊張状態が続くことで自律神経が乱れ、体全体に力が入りやすくなっていることも少なくありません。だからこそ、体の使い方や神経の状態を整えることが、話しやすさにつながる場合があるんです。
15年間で3万人以上の方と向き合ってきた中で、お子さんの些細な変化に気づいて相談に来てくださったご家族を何度も見てきました。早めに動いたことで、親御さん自身の不安が軽くなったという声も多くいただいています。
もしお子さんの吃音について「気のせいかな」「様子を見た方がいいのかな」と迷う気持ちがあるなら、その迷いを一人で抱え込まないでほしいと思います。私たちはいつでもお話を伺う準備をしておりますので、少しでも気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談くださいね。
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