吃音のある子の学校相談、失敗しない伝え方とは?

こんにちは、兵庫宝塚カイロプラクティックの一色です。今日は少し肌寒い一日でしたが、皆さんは元気にお過ごしでしょうか。宝塚市内でも新学期を迎えるこの時期になると、お子さんの学校生活について相談に来られる保護者さんが増えます。特に多いのが、吃音のあるお子さんを持つ方からのご相談で、先生にどう伝えたらいいのか分からず悩んでいる方がとても多いんです。今日はそんな不安を少しでも軽くできるように、学校への相談方法についてお話ししていきたいと思います。

院長:一色
院長:一色

吃音のお子さんを持つ親御さんから、よく「先生にどこまで伝えていいのか分からない」という声を聞きます。実は伝え方にはちょっとしたコツがあって、それを知っているだけで学校とのやりとりがずいぶん楽になりますよ

吃音のあるお子さんが抱える学校生活の悩み

吃音があるお子さんは、話す場面が増える学校生活の中でさまざまな困りごとを感じています。授業中の発表や朝の会での挨拶、班活動での話し合いなど、話す機会が多い環境だからこそ、本人なりの不安や緊張が積み重なっていくことも少なくありません。まずはこの章で、お子さんが感じているであろう困りごとを一緒に整理していきましょう。

朝の会や発表の時間になると、急に声が出づらくなってしまうお子さんもいます。周りの子から「なんで詰まるの?」と聞かれることに傷つき、発表そのものを避けるようになってしまうケースも珍しくありません。こうした積み重ねが、学校に行くこと自体への不安につながってしまうこともあるんです。

親としては、家では普通に話せているのに学校でだけうまく話せない姿を見ると、心配になりますよね。でもこれは吃音のあるお子さんにとって決して珍しいことではなく、環境や緊張度によって症状の出方が変わるのはよくあることです。だからこそ、学校側にお子さんの特性を理解してもらうことが何より大切になってきます。

本人が言葉にできない気持ちを親が代わりに伝える意味

吃音のあるお子さんの中には、自分の困りごとをうまく言葉にできない子も多くいます。だからこそ親御さんが橋渡し役となって、先生にお子さんの状況を伝えることには大きな意味があるんです。

「困っているなら自分で言えばいい」と思われがちですが、吃音のあるお子さんにとって「困っている」と口に出すこと自体が高いハードルになる場合もあります。親が先生との間に立つことで、お子さんは安心して学校生活を送れるようになりますよ。

先生への相談で意識したい3つのポイント

学校の先生に吃音のことを伝える際、多くの方が「特別扱いを求めているように思われないか」と不安になります。この章では、先生との良好な関係を保ちながら、しっかり配慮をお願いするためのポイントを見ていきましょう。

感謝の気持ちからスタートする

相談の切り出し方に迷ったら、まずは日頃の感謝を伝えるところから始めてみてください。「いつもありがとうございます」というひと言があるだけで、先生も心を開いて話を聞いてくれやすくなります。

具体的な配慮の例を用意しておく

「配慮してください」という抽象的な言い方だけでは、先生も何をすればいいのか分かりづらいものです。事前に具体的な配慮の例を用意しておくと、話がスムーズに進みますよ。よく効果的だとされている配慮には、次のようなものがあります。

  • 発表の際に十分な時間を与えてもらう
  • 本人が話し終わるまで急かさずに待ってもらう
  • からかいがあった場合はすぐにクラス全体へ指導してもらう
  • 発表方法を選べるようにしてもらう(口頭以外の手段も検討)

こうした具体例を一つひとつ紙に書いて持参するのもおすすめです。口頭だけで伝えるよりも、先生の記憶にも残りやすくなります。

相談する相手やタイミングを見極める

担任の先生だけでなく、特別支援教育コーディネーターや、学校に設置されている「ことばの教室」の担当者に相談できる場合もあります。新学期や進級のタイミングで早めに相談しておくことで、先生側も準備しやすくなり、お子さんへのサポートもより手厚くなりますよ。

院長:一色
院長:一色

私の治療院にも、吃音のあるお子さんを心配して来院されるお母さんお父さんがたくさんいらっしゃいます。話を聞いていると、みなさん本当によく調べて、悩みながら学校と向き合っていらっしゃるんですよね

先生に伝わりやすい言葉の選び方

いざ相談の場に立つと、緊張して言葉がうまく出てこないという方も少なくありません。ここでは実際に使いやすい言い回しの工夫について紹介していきます。

状況伝え方の例
初めて相談するとき「実は少しご相談したいことがあります」と切り出す
配慮をお願いするとき「こんな工夫をしていただけると助かります」と伝える
感謝を伝えるとき「いつも気にかけていただき、ありがとうございます」

このように、要望だけを伝えるのではなく感謝の言葉を添えることで、先生との関係が良好に保たれやすくなります。伝え方ひとつで、その後の学校生活の質が大きく変わってくることも珍しくありません。

体と心のつながりから見る吃音との向き合い方

吃音は言葉の問題として捉えられがちですが、実は緊張や自律神経の乱れが症状に影響することも知られています。この章では、体の状態と吃音の関係について少し触れておきたいと思います。

緊張が強くなる場面ほど症状が出やすいというお子さんも多く、それは自律神経が過度に興奮状態になっているサインとも言えます。日頃からリラックスできる時間を意識的につくってあげることも、間接的にお子さんの助けになることがあるんです。

学校での配慮ももちろん大切ですが、家庭でお子さんの心と体を緩めてあげる時間を持つことも同じくらい価値があります。深呼吸を一緒にする時間を作るだけでも、お子さんの安心感はぐっと高まりますよ。

まとめ:一人で抱え込まずに専門家にも相談してほしい

吃音のあるお子さんを持つ親御さんは、学校との連携に大きな不安を抱えていることが多いものです。でも今日お話ししたように、感謝の気持ちを添えながら具体的な配慮を伝えていけば、先生も一緒に考えてくれるはずです。もし学校への相談だけでなく、お子さんの緊張や体の状態について気になることがあれば、どうぞ一人で悩まずにご相談ください。私たちも、お子さんとご家族が安心して過ごせるよう、できる限りのサポートをしていきたいと思っています。


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院長:一色
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