言語聴覚士に相談前に!吃音治療のギモン解消

こんにちは、兵庫宝塚カイロプラクティックの一色です。梅雨も明けて蒸し暑い日が続いていますが、体調はいかがでしょうか。今日は当院にも相談が増えている吃音の治療について、言語聴覚士さんに相談する前に知っておいてほしいことをお話しします。ご自身やお子さんの発話に不安を感じている方に向けて、できるだけわかりやすくまとめました。

院長:一色
院長:一色

吃音のご相談は「治療で何をされるのか分からず不安」という声が本当に多いんです

吃音ってそもそもどんな症状なの?

まず吃音について基本のところから整理しておきましょう。言葉が詰まる、同じ音を繰り返す、伸ばして発音してしまうなど、症状の出方は人によって本当に様々です。ここを知らないまま「治療」という言葉だけが先に来ると、余計に不安が大きくなってしまいます。

吃音には大きく3つのタイプがあると言われています。一つ目は「わ、わ、わたし」のように音を繰り返す連発、二つ目は「わーーたし」と音を伸ばす伸発、三つ目は言葉が出てこずに詰まってしまう難発です。

  • 連発:同じ音を何度も繰り返してしまうタイプ
  • 伸発:最初の音を長く伸ばしてしまうタイプ
  • 難発:言葉が出てこずに詰まってしまうタイプ

お子さんの場合は幼児期に一時的に出て自然に落ち着くこともありますが、大人になっても続く場合は体や脳の使い方の癖が関係していることも少なくありません。まずはどのタイプに近いのか、落ち着いて見てみることが最初の一歩になります。

言語聴覚士の治療では実際に何をするの?

ここが今回一番お伝えしたいところです。言語聴覚士さんのもとを訪れると、いきなり厳しい訓練をされるのではないかと身構えている方が多いのですが、実際はもっと丁寧な内容です。

初回はカウンセリングが中心

最初の受診では、いつから症状が出ているか、どんな場面で強く出るかなど、生活の中での様子を細かく聞き取ります。ここで焦って全部話そうとしなくても大丈夫です。時間をかけて信頼関係を作りながら進めていくのが一般的な流れです。

発話の練習は無理なく段階的に

症状に合わせて、ゆっくり話す練習や、リズムを意識した発話練習などを少しずつ取り入れていきます。大切なのは急に治すことではなく、話しやすい状態を積み重ねていくことだと私は考えています。お子さんの場合は遊びの中に練習を組み込むこともあり、本人が「治療」と意識しすぎないよう配慮されているケースも多いです。

大人の方の場合は、仕事の電話対応や会議でのプレッシャーなど、具体的な困りごとに合わせて対策を一緒に考えていく形が中心になります。焦らず自分のペースで取り組めるよう、環境ごと整えていく視点が持たれているのが特徴です。

治療の前に知っておきたい心と体のつながり

ここからは私自身の専門であるカイロプラクティックの視点も少しお話しさせてください。吃音は発話の問題として扱われることが多いのですが、実は緊張や自律神経の乱れが症状を強めているケースが非常に多いんです。

人前で話すときに緊張して症状が強く出る、リラックスしているときは症状が軽いという方は少なくありません。これはまさに自律神経のバランスと発話の関係を示している例だと感じています。体がこわばっていると呼吸が浅くなり、それが発話のタイミングにも影響してしまうのです。

当院では脳の働きを整えるアプローチを通じて、体全体の緊張をほどいていく施術を行っています。言語聴覚士さんの訓練と並行して、体の緊張をケアすることで、より話しやすい状態を作れる方もいらっしゃいます。どちらか一方だけでなく、両方の視点を持つことが大切だと私は考えています。

相談する前に自分でできることはある?

受診をためらっている間にも、ご家庭や職場でできることはいくつかあります。特にお子さんの場合、周りの大人の関わり方一つで症状の出方が変わることがあります。

場面心がけたいこと
会話中話し方を指摘せず、最後までゆっくり聞く
緊張する場面の前深呼吸や体の力を抜く時間を作る
日常生活睡眠や生活リズムを整えて自律神経を安定させる

大人の方であれば、話す前に肩や首の力を抜くだけでも発話がスムーズになることがあります。小さな習慣の積み重ねが治療の効果を後押ししてくれるので、ぜひ試してみてください。

ひとりで抱え込まずに相談してほしい理由

ここまで吃音の治療内容や体との関わりについてお話ししてきましたが、私が一番伝えたいのは「一人で悩み続けなくていい」ということです。治療は決して怖いものではなく、あなたのペースに合わせて進めてもらえるものです。

言語聴覚士さんによる発話へのアプローチと、体や自律神経を整えるアプローチ、どちらも吃音と向き合うための大切な選択肢です。どちらから始めるべきか迷ったときは、まず気軽に話を聞いてもらうところから始めてみてください。当院でも、発話の悩みと体の緊張が結びついているケースについて、これまで多くの方のご相談に対応してきました。少しでも気になることがあれば、どうぞ遠慮なくお声かけください。


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院長:一色
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最後までお読みくださりありがとうございました。