パニック障害と不安障害の違いとは?症状の特徴を徹底解説

こんにちは、宝塚カイロプラクティックの一色です。急に心臓がドキドキして息苦しくなったり、理由もなく不安な気持ちに包まれてしまったり。そんな経験をきっかけに検索してこのページに来られた方も多いのではないでしょうか。「これはパニック障害なのか、それとも不安障害なのか」と、ネットで調べても言葉が似ていてよくわからないという声を、当院でも本当によく耳にします。今日はその違いを、できるだけわかりやすい言葉で整理してみたいと思います。

まずはパニック障害がどんな症状なのかというところから、一緒に見ていきましょう。

院長:一色
院長:一色

「これって病気なの?」と不安になったまま検索し続けている方こそ、まずは自分の症状を正しく知ることが第一歩です。

パニック障害と不安障害はどう違うのか

まず結論からお伝えすると、パニック障害は不安障害という大きなくくりのなかにある、ひとつのタイプという位置づけになります。

不安障害というのは、必要以上に強い不安やコントロールできない心配が長く続き、日常生活に支障が出てしまう状態を指す言葉です。

そのなかには全般性不安障害や社交不安障害、特定の恐怖症など、いくつかのタイプが含まれています。

パニック障害はその中でも、突然の激しい発作という特徴的な現れ方をするタイプだといえます。

不安障害というくくりの中身

不安障害には実はいくつかの種類があります。日常のささいなことにまで過度な心配が続いてしまう全般性不安障害や、人前で話すことや注目されることに強い恐怖を感じる社交不安障害などが代表的です。

高い場所や虫など特定の対象に強い恐怖を感じる特定の恐怖症も、不安障害の一つに入ります。

これらはじわじわと続く心配や緊張が中心になるのが特徴です。

パニック障害のように突然発作的に症状が出るタイプとは、現れ方がかなり違うことが多いのです。

どちらも根っこには「不安」という共通のテーマがあるものの、症状の出方が異なると考えるとわかりやすいと思います。

パニック障害だけに見られる特徴

一方でパニック障害は、何の前触れもなく突然、激しい動悸や息苦しさ、めまい、そして「このまま死んでしまうのではないか」というほどの強い恐怖に襲われるのが最大の特徴です。

この発作のことをパニック発作と呼び、多くは数分から30分ほどでピークを越えて落ち着いていきます。

ただ、発作そのものの怖さだけでなく、「また同じことが起きたらどうしよう」という予期不安が続くことが、パニック障害を長引かせる大きな要因になっています。

症状の現れ方から違いを整理する

言葉だけで説明されてもピンとこないという方のために、症状の現れ方の違いを表にまとめてみました。ご自身やご家族の状態と照らし合わせながら読んでみてください。

比較する項目パニック障害全般性不安障害など
症状の出方突然、激しい発作として現れるじわじわと心配が続く
持続時間数分から30分程度が多い数日から数週間続くこともある
主な症状動悸、息苦しさ、めまい、強い恐怖感落ち着きのなさ、緊張、疲労感
きっかけはっきりしたきっかけがないことが多い特定の心配事や状況が関係しやすい

この表を見ていただくとわかるように、突然かじわじわかという「発作の出方」が、両者を見分ける一番のポイントになります。

もちろん実際には症状が混ざり合っていることも多く、自己判断だけで決めつけるのは難しい部分もあります。だからこそ、専門的な視点でしっかり状態を確認することが大切だと、当院では考えています。

なぜこうした症状が起きてしまうのか

ここまで症状の違いを見てきましたが、では一体なぜこうした不安や発作が起きてしまうのでしょうか。原因は決して一つではなく、いくつもの要因が複雑に絡み合っていることがほとんどです。

当院にいらっしゃる患者さんを見ていても、背景にあるものは本当に人それぞれだと感じています。

  • 仕事や人間関係による強いストレスの積み重ね
  • 脳内の神経伝達物質、いわゆるセロトニンやノルアドレナリンのバランスの乱れ
  • 責任感が強く、完璧主義な性格傾向
  • 睡眠不足や生活リズムの乱れによる自律神経への負担
  • 家族に同じような症状を持つ人がいるといった遺伝的な要因

特に見落とされがちなのが、自律神経への負担という視点です。体の緊張や姿勢の崩れが自律神経の働きに影響し、それが心の不安定さにつながっているケースは意外と多いのです。

心の問題だと思われがちなパニック障害や不安障害ですが、実は体からのアプローチで整えられる部分も少なくありません。

放っておくとどうなるのか

「そのうち治るかもしれない」と我慢してしまう方も多いのですが、これは少し注意が必要な考え方です。発作への恐怖から、電車や人混みなど発作が起きやすい場所を避けるようになり、行動範囲がどんどん狭くなってしまうことがあります。

その結果、外出そのものが難しくなったり、仕事や家庭生活に大きな支障が出てしまったりするケースも実際に見てきました。

症状が長引くほど、体と心の両方に負担が積み重なり、改善までに時間がかかりやすくなる傾向があります。だからこそ、「まだ大丈夫」と思っているうちに、できるだけ早く自分の状態と向き合っておくことが、後々の安心につながっていくのだと思います。

体と心の両面から整えるという考え方

当院では、パニック障害や不安障害の背景には、心の状態だけでなく体の状態も大きく関わっているという視点で施術にあたっています。

検査を通して姿勢の崩れや自律神経の働きの乱れを確認しながら、一人ひとり違う原因を丁寧に見つけ出していく、というのが基本的な流れです。

薬に頼らずに体質そのものを整えていきたいという方や、いろいろな方法を試してもなかなか改善が見られなかったという方からのご相談も多くいただいています。

不安や発作は、気持ちの問題として片付けられてしまうことが多いのですが、体からのアプローチによって少しずつ楽になっていく方をこれまで何人も見てきました。

ご自身の状態がパニック障害なのか、それとも別の不安障害なのか、はっきりわからないという方も、どうぞそのままの状態でご相談いただければと思います。

まとめ|一人で抱え込まずに相談してほしいこと

パニック障害と不安障害の違いを一言でまとめるなら、突然の激しい発作として現れるのがパニック障害、じわじわと続く心配や緊張が中心なのがその他の不安障害、という違いになります。

ただ、実際にはご自身の症状がどちらに当たるのか、あるいは両方の要素が混ざっているのか、判断が難しいことも少なくありません。無理に自分だけで結論を出そうとせず、まずは今の状態を誰かに話してみることから始めてみてほしいと思います。

長年この仕事をしてきて感じるのは、早めに向き合った方ほど、穏やかな日常を取り戻すまでの時間が短いということです。もしあなたが今、突然の動悸や息苦しさ、理由のわからない不安に悩まされているなら、どうか一人で抱え込まないでください。

当院でも、体と心の両面からじっくりお話を伺いながら、あなたに合った改善の道を一緒に探していきたいと思っています。ご相談だけでも構いませんので、気になることがあればいつでもお声がけください。


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院長:一色
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