吃音の診断はどこで受ける?病院難民にならないための知識

こんにちは、兵庫宝塚カイロプラクティックの一色です。今日は「言葉がうまく出てこない」という吃音障害の相談先について書いていきたいと思います。お子さんの話し方が気になっている親御さんも、ご自身の話し方に悩んでいる方も、まずどこに相談すればいいのか分からず立ち止まってしまうことが多いようです。

私自身、これまで数多くの患者さんの心と体に向き合ってきた立場から、少しでも道しるべになればという思いでこの記事をまとめました。最後まで読んでいただけると嬉しいです。

院長:一色
院長:一色

「どこに相談すればいいのか分からない」というお悩みは本当に多いです。このページでその不安を少しでも軽くできればと思います。

言葉がつまる症状で悩む方が増えています

近年、話すときに言葉が詰まったり同じ音を繰り返してしまったりする悩みを相談される方が増えているように感じます。子どものうちに始まる場合もあれば、大人になってから急に症状が出てくる場合もあり、原因も一人ひとり異なります。まずはどのような相談先があるのか、全体像を知ることから始めていきましょう。

子どもの場合と大人の場合で相談先の考え方が変わります

お子さんの話し方が気になり始めたタイミングと、大人になってから言葉が出づらくなったタイミングでは、相談すべき場所の考え方が少し違ってきます。お子さんの場合は幼稚園や保育園に通う年齢で症状が出ることが多く、成長の途中で自然に落ち着いていくことも少なくありません。ただ、症状が半年以上続いていたり、本人が話すことを嫌がる様子が見られる場合は、早めに専門家に相談したほうが安心です。一方で大人になってから症状が出てきた場合は、仕事のストレスや環境の変化が関係していることが多く、心と体の両方から見ていく必要があります。

まず知っておきたい主な相談先の種類

相談先と聞くと病院しか思いつかないという方も多いのですが、実際には次のようにいくつかの選択肢があります。

  • 耳鼻咽喉科やリハビリテーション科(言語聴覚士による評価や訓練)
  • 心療内科や精神科(緊張や不安が強い場合の心理的サポート)
  • 小児科(お子さんの発達全体を含めた相談)
  • 地域の保健センターや発達相談窓口(無料で相談できる場合が多い)
  • 学校のことばの教室(学齢期のお子さん向け)

このように相談先は思っている以上に幅広くあります。どこが自分に合っているか迷ったときは、まずお住まいの市区町村の窓口に問い合わせてみるのも一つの方法です。

病院に行く前に知っておいてほしいこと

いざ病院に行こうと決めても、実際に足を運んでみると「うちでは対応していません」と言われてしまうことが少なくありません。ここでは病院を選ぶ際に気をつけたいポイントをお伝えします。

専門的に対応している医療機関はまだ少ない現実があります

正直にお伝えすると、言葉の症状を専門的に診てくれる医療機関は全国的にもまだ少ないのが現状です。同じ耳鼻咽喉科でも言語聴覚士が常駐しているかどうかで対応内容が大きく変わりますし、心療内科であっても得意分野は先生によって様々です。受診する前に電話やホームページで対応可否を確認しておくことが、遠回りをしないための一番の近道だと感じます。せっかく予約を取って足を運んだのに専門外だったとなれば、心が折れてしまいますよね。

診断を受けたあとの治療には時間がかかることが多いです

病院での治療は、主に言語聴覚士による発話の訓練や、心理的な不安を和らげるカウンセリングが中心になります。効果が出るまでには継続的な通院が必要で、すぐに結果が出るものではないと理解しておくことが大切です。薬による治療も選択肢としてありますが、症状そのものを根本から解消するものではなく、緊張や不安を和らげる補助的な役割にとどまることが多いようです。

私が現場で感じている、心と体のつながり

ここからは治療家としての立場から、少しお話をさせてください。これまで数多くの患者さんと向き合ってきた中で感じるのは、話し方の症状というのは単に言葉の問題だけではなく、体全体の状態が大きく関わっているということです。

緊張しやすい体のクセが症状を強めていることがあります

人は緊張すると呼吸が浅くなり、喉や口周りの筋肉がこわばりやすくなります。そしてこの緊張状態が続くことで、自律神経のバランスが乱れ、余計に言葉が出づらくなるという悪循環が生まれてしまうことがあります。つまり話し方そのものだけを見るのではなく、体の緊張や自律神経の状態まで含めて見ていくことが、症状と向き合ううえでとても大切だと私は考えています。姿勢の歪みが呼吸の浅さにつながり、それが発話のスムーズさに影響しているケースも実際に多く見てきました。

自分を責めずに、少しずつ向き合っていくことが大切です

症状がうまく改善しないと、どうしても自分を責めてしまいがちです。でも話し方の悩みは、本人の努力不足が原因ではないことがほとんどです。周囲の理解やサポートを得ながら、無理に完璧を目指さず、少しずつ自信を取り戻していく過程がとても大切になります。ご家族の方も、本人のペースを尊重しながら見守ってあげてほしいと思います。

ひとりで抱え込まず、まずは相談することから

ここまで様々な相談先や病院での治療についてお伝えしてきましたが、一番お伝えしたいのは「ひとりで悩み続けないでほしい」ということです。病院を回ってもなかなか合う場所が見つからなかったという声もよくお聞きします。そんなときは、体と心の両面から症状の背景を探ってみるという視点もぜひ持っていただきたいです。

当院では、話し方の悩みを抱える方の姿勢や自律神経のバランス、日々のストレスの状態を丁寧に検査し、その方に合った施術プランをご提案しています。病院での治療と並行して体のケアを取り入れることで、緊張がほどけて話しやすくなったと感じる方も少なくありません。「病院に行っても変化がなかった」「どこに相談していいか分からない」という方も、どうか一人で抱え込まずにお気軽にお声がけください。あなたのペースに合わせて、少しずつ一緒に向き合っていきたいと思っています。


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院長:一色
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